2020年2月の長崎新聞に弊社の五島Stockを掲載いただきました!

2018年12月にふるさと納税型クラウドファンディングを行い立ち上げたプロジェクト

「五島列島の写真や動画を集めた、プラットフォームづくりを!」五島Stockについて

長崎新聞に掲載いただきました。

掲載内容↓

五島列島の写真・動画 簡単入手

五島市でパソコン店を営む橋本賢太さん(33)が、五島列島に特化した写真や動画素材を集めて販売するウェブサイト「五島Stock」を開設した。掲載する素材は、島内の写真愛好家らが撮影した風景や郷土料理、祭りなど。

島外のテレビ局や出版社、地元企業などが、使用したい素材を簡単に入手できる仕組みを作ることで、五島の情報発信につなげる狙いだ。

橋本さんは、動画制作やウェブデザインに詳しい2人と協力してサイトの構想を練ってきた。サイト制作費などは、インターネット上で不特定多数の人から資金を募るクラウドファンディングを活用し、2018年12月までに77人から150万円を集めた。通常、テレビ番組や旅行雑誌などで五島を取り上げる際、来島しても季節や天候によって良い映像素材が撮れなかったり、素材の所有者から個別に提供を受けるにしても手続きが煩雑だったりすることも。こうした状況を受け、同サイトではあらかじめ高品質の素材をストック。一括管理し、常にスムーズに提供できるようにした。メディアだけではなく、地元企業の商品パンフレットや自社ホームページ用として、写真屋動画を使ってもらうことも想定している。

サイトは昨年末にオープン。素材は「海」「観光名所」「祭り・伝統」などとジャンル分けし、島や地区の名前などでも検索できる。現在は写真約2千点を販売しているが、動画なども順次追加し、当面は1万点以上の品ぞろえを目指す。サイト上への出品には審査があり、素材が売れた場合には、撮影者に売り上げの一部を報酬として渡す。今後は、空撮や水中の映像、イラストなど多彩な素材も集めていくという。

橋本さんは「十分な量の素材を集め、多くの人に使ってもらうまでには時間がかかると思うが、素材の品質にこだわり、五島全体のPRにつなげていきたい」と話す。

2020.2.27